大和地所レジデンス(株)は16日、18日に引き渡しを行なう分譲マンション「ヴェレーナグラン菊名の杜」(横浜市鶴見区、総戸数125戸)を報道陣に公開した。同社の創業30周年記念プロジェクト。第一種低層住居専用地域内の良好な住環境、専有面積70平方メートル台の広さ、多彩な住戸プランなどが評価され、2022年12月の販売開始から11ヵ月で全戸完売となった。
同物件は、東急東横線・JR横浜線「菊名」駅より徒歩13分、JR京浜東北線「鶴見」駅バス19分に立地。約1haの建設地はゴルフ練習場跡地で、東側への傾斜地。約17mの高低差を生かして、3〜4層の建物を6棟配置した。
住戸は86タイプを用意。2LDK〜4LDK、専有面積約54〜100平方メートル。最大天井高5,200mmのメゾネットタイプや、スキレージ(スキップフロア+ストレージ)タイプ、ロフト付きのグルニエタイプ、オープンエアリビング付き住戸、間口15m・ルーフバルコニー付きのペントハウスなどを設定した。
共用施設として、パーティラウンジ、アクアラウンジ、キッズスペース、ライブラリー、ワーキングルーム、中庭、スカイガーデン、シェアファームなどを用意。約600平方メートルの提供公園も整備する。
完売までの総来場者は約860組。販売価格は5,298万〜9,398万円、坪単価298万円。契約者は、20〜30歳代のプレファミリー・ファミリー層が中心。約15%が地元港北区、4割が横浜市内在住。川崎市12%、大田区・品川区など都内35%と、広域からの集客に成功しており、ハイペースでの完売を実現した。