(一社)マンション管理業協会は、広島県が運営するインフラマネジメント基盤「DoboX」において、同協会の「マンション管理適正評価制度」の管理評価の掲載を19日より開始する。
「DoboX」とは、広島県独自のデータプラットフォームで、外部システムとのデータ連携により、国・県・市町などが保有するインフラ情報や災害リスク情報、法規制情報などのデータを一元化・オープンデータ化したもの。
「マンション管理適正評価制度」は、既存マンションの購入前に管理状態を把握できるよう、専門家が管理状態や管理組合運営などを評価し、6段階で表示している。法規制、災害リスク、宅地・建物情報などの売買取引に必要な情報が複雑で散逸していたことから、広島県では、不動産関連情報を「DoboX」に一元化。事業者の業務効率化を図り、「マンション管理適正評価制度」と連携することで、消費者が安心して住まいを選択できる環境の整備を目指していく。