(株)不動産経済研究所は19日、2024年11月の近畿圏新築分譲マンション市場動向を発表した。
同月の発売戸数は1,730戸(前年同月比69.4%増)と、4ヵ月ぶりに前年同月を上回った。初月契約率は80.9%(同18.5ポイント増)と、6ヵ月連続で70%を超えている。
1戸当たりの平均価格は5,225万円(同1.1%下落)と2ヵ月連続で下落。1平方メートル単価は89万2,000円(同10.4%上昇)と、4ヵ月連続で上昇した。
即日完売物件は「ジオタワー堺筋本町」最終期(大阪市中央区、9戸、平均3.6倍、最高13倍)、「ジオ川西多田ブライトサイト」1期20・21次(兵庫県川西市、6戸、平均1倍、最高1倍)、「ジオ京都桂川テラス 」2期2次・3期1・2次(京都市南区、5戸、平均1倍、最高1倍)など、7物件24戸。
月末時点の販売在庫戸数は2,421戸で前月末から1戸増加した。12月の販売戸数は2,800戸程度を見込む。