(株)不動産経済研究所は19日、11月の首都圏新築分譲マンション市場動向を発表した。
同月の発売戸数は2,231戸(前年同月比18.7%減)と2ヵ月ぶりに減少した。地域別では、東京23区705戸(同31.5%減)、東京都下357戸(同20.0%減)、神奈川県363戸(同52.3%減)、千葉県235戸(同24.2%減)。埼玉県のみ、571戸(同189.8%増)と増加した。東京都のシェアは47.6%。
初月契約率は61.5%(同12.7ポイント減少)。1戸当たりの平均価格は7,988万円(同3.2%下落)、1平方メートル単価も121万4,000円(同5.2%下落)と、いずれも4ヵ月ぶりに下落した。
即日完売物件は「メイツ船橋行田公園」2期2〜9次(千葉県船橋市、12戸、平均1倍、最高1倍)、「サングランデ東松戸」1期(千葉県松戸市、34戸、平均1倍、最高3倍)など、3物件48戸。
11月末時点の販売在庫数は5,205戸(前月比376戸増)。12月の発売は6,000戸程度を見込む。