(公財)不動産流通推進センターは20日、2024年11月の指定流通機構(レインズ)の活用状況を公表した。
新規登録件数は33万9,987件(前年同月比4.7%減)と8ヵ月連続のマイナスとなった。成約報告件数は4万8,900件(同8.7%増)と再びプラスに転じた。総登録件数は87万979件(同6.4%減)と、6ヵ月連続のマイナス。
売り物件については、新規登録件数が12万2,871件(同2.3%増)と3ヵ月ぶりにプラスに転じた。成約報告件数は1万6,839件(同15.6%増)と再びプラスに。総登録件数は43万2,207件(同7.7%増)となり、30ヵ月連続で増加している。
賃貸物件については、新規登録件数が21万7,116件(同8.3%減)となり、33ヵ月連続で前年同月を下回った。成約報告件数は3万2,061件(同5.4%増)と再びプラスに転じた。総登録件数は43万8,772件(同17.0%減)と、27ヵ月連続減。
売り物件を取引態様別に見ると、新規登録のうち媒介契約が7万9,016件(同6.0%増)。このうち専属専任媒介が1万1,892件(同4.3%増)、専任媒介が4万1,394件(5.5%増)、一般媒介が2万5,730件(同7.5%増)。売り主は4万1,968件(同4.4%減)、代理は1,887件(同16.5%増)。
成約報告については、媒介契約が1万4,181件(同19.9%増)。そのうち専属専任媒介が2,690件(同10.6%増)、専任媒介が9,473件(同23.2%増)、一般媒介は2,018件(同18.2%増)。売り主は2,563件(同4.2%減)、代理が95件(同39.7%増)だった。