東急不動産(株)は23日、参加組合員として参画する「東五反田二丁目第3地区第一種市街地再開発事業」(東京都品川区)における住宅棟名称を「ブランズタワー大崎」(総戸数389戸)に決定し、27日よりオフィシャルサイトを開設すると発表した。
同物件は、JR山手線、埼京線、湘南新宿ライン、りんかい線「大崎」駅徒歩5分、JR山手線「五反田」駅徒歩7分に位置。鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下1階地上40階建て。間取りは1K〜3LDK、専有面積は30.02〜282.57平方メートル。Biophilia(バイオフィリア)の考え方をベースに、屋内外問わず共用空間を計画。外構の緑とつながる共用部2階のグランピングテラスでは、キャンプ道具を用いて目黒川の桜を眺めるBBQ等ができる。
空間ごとに人の過ごし方に応じた植物配置も計画。住戸の専有部内でも、観葉植物の販売、コーディネート、入居後の育成相談を予定しており、街区全体の外構から共用部、専有部に至るまで、緑に囲まれた暮らしを提供する。
竣工は2027年5月、引き渡しは同年8月の予定。
同事業は、「大崎」駅と「五反田」駅の中間に位置する約1.6haの街区を一体的に整備する再開発事業。公園、住宅棟、業務棟で構成される。開発コンセプトに「ボーダレススタイル」を掲げ、街区全体を庭のように自由に利用することで、多様なライフスタイルがボーダレスにつながってほしいという思いから、街区名称を「大崎リバーウォークガーデン」と名付けた。
生物多様性保全、水資源保全、省エネルギー、資源循環、健康増進、教育といった多面的な要素が評価され、米国の環境認証制度「SITES」のプレ認証を取得している。