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「南麻布初のタワマン」で訴求/関電不

2025.02.05
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「シエリアタワー南麻布」完成予想モデル


 関電不動産開発(株)はこのほど、分譲マンション「シエリアタワー南麻布」(東京都港区、総戸数121戸)の1期36戸の販売を開始した。都内屈指の邸宅街の一つ「南麻布」では初となるタワーマンションで、ZEH-M、ゼロカーボン電気の仕様など、省エネ性能や環境性能の高さでも差別化していく。


 同物件は、東京メトロ南北線他「白金高輪」駅徒歩9分に立地。敷地面積は2,467.70平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造地上27階建ての制振構造で、ZEH-M Oriented仕様。建設地はオフィスビル跡地で、南側は明治通りと首都高速に接する。40m以下の絶対高さ制限が定められているエリアだが、歩道上空地や敷地内通路、広場状空地を設け南北の通り抜けを可能にしたこと、地域防災倉庫の設置などによって高さ制限が94.7mまで緩和され「南麻布アドレスで初」のタワーマンションとした。日影規制をクリアするため、中層以上のボリュームが大きい独特のフォルムをしているのも特徴。


 サステナビリティを重視した仕掛けを数多く採用。再生可能エネルギー由来の非化石証書の持つ環境価値を付与した実質CO2フリーのゼロカーボン電気を、関電グループの会社が調達。高圧一括受電方式で提供し、マンション全体のCO2排出量実質ゼロを実現。オール電化の採用で、生活時点でのCO2も排出しない。また、従前の建物躯体を再利用し、建設期間も短縮するなど環境負荷を軽減している。


 住戸は、1フロア3〜5戸。内廊下方式、SI仕様。1LDK〜3LDK、専有面積は約42〜174平方メートル。二重床二重天井、天井高2,500〜2,950mm。食洗器、ディスポーザー、床暖房などが標準。建具類やクロスなど天然素材を多用。プレミアム仕様は玄関扉も木製ドアとなる。


 1期の販売価格(約71〜115平方メートル)は、2億6,000万〜9億円(最多価格帯4億3,000万円台)。港区内在住者のパワーカップル、医師、会社経営者などを中心に反響を集めているという。竣工は2026年10月を予定。



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出典:最新不動産ニュースサイト R.E.port ©1997 株式会社不動産流通研究所

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