いちご(株)は4日、開発中のオフィスビル「THE VILLAGE SAPPORO(いちご若草札幌ビル)」(札幌市中央区)の概要を発表した。同社が展開する「Villageシリーズ」の第3弾。
札幌市営地下鉄「さっぽろ」駅徒歩2分、JR「札幌」駅徒歩6分に位置。敷地面積990.20平方メートル、延床面積約1万2,293.13平方メートル。鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上13階建て。
建物は、新耐震基準の1.25倍の強度に加え、制震性能を付加。72時間の電力供給が可能な非常用電源を備える。環境面にも配慮し、CASBEE札幌Aランク、ZEB Oriented認証を取得する予定。また、ソフトバンク(株)と連携し、スマート化された最先端ビル設備や通信設備を導入。オフィスDXを加速し、現代の働き方に適したオフィス環境を提供していく。
同ビルには、北海道初の拠点となるフレキシブルオフィス「WeWork」を開設。コミュニケーション活性化を促すビル共用ラウンジも設置する予定。
竣工は2026年4月15日を予定している。