(株)東急コミュニティーは5日、健康管理システム「AYUMI Scan・AYUMI Board」を導入すると発表した。マンション管理業界では初。
「AYUMI Scan・AYUMI Board」は、東急不動産(株)と(株)AYUMI BIONICSが企業向けに提供する「従業員の健康づくりサービス」の一つ。マンション管理員を対象に同システムを導入することで、健康状態を見える化し、健康促進に向けたフォローアップを実施。業務中の転倒リスクなどを軽減するとともに、安全に向けた注意喚起にも活用することで、マンション管理員の長期雇用の実現を目指す。
身体機能の状態を把握する測定アプリ「AYUMI Scan」は、カメラ機能を活用して「足腰筋力・バランス力・柔軟性」など複数項目の測定ができる。測定結果はダッシュボード機能を具備する「AYUMI Board」に格納され、部署ごとの特徴や一人ひとりの経年変化を確認した上で、結果に応じた個別サポートを想定。筋力などが低下傾向にある対象者には、東急不動産が提供する自体重運動プログラムを提供する。マシンが不要で、場所や時間を問わずトレーニングが可能。オンラインLIVEトレーニングもできる。