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三菱地所レジデンス(株)は12日、コワーキングスペースを併設した賃貸マンション「The Parkhabio SOHO(ザ・パークハビオ ソーホー)」の第5弾となる「The Parkhabio SOHO 横浜関内」(横浜市中区、総戸数84戸)を報道陣に公開した。働くスペースに加え、気分転換やリラックスのための空間を充実。限られた居室内を無駄なく活用する工夫も多数盛り込んでいる点が特徴。
同物件は、JR京浜東北線・根岸線「関内」駅徒歩4分に立地。敷地面積は約521平方メートルで、元駐車場跡地。建物は鉄筋コンクリート造地上15階建て、延床面積は約4,332平方メートル。周囲の環境に溶け込むよう、外観はシンプルなコンクリート打ち放し仕上げ。基壇部はグレーのコンクリートをはつり仕上げとした。横浜市の環境設計制度により、建物周囲を公開空地としている。
1階に、約120平方メートルのコワーキングスペース「Style Lounge」を設置。オープンスペースに加え、会議室(2室)や個人ブース(5室)を設けた。会議室は周辺企業等も利用できる。また気分転換・リラックスの場として、ソファーチェアーやボルダリングスペースを設置したリフレッシュハブを用意した。屋上には、広さ120平方メートルの「Sky Lounge」を設置。屋上庭園とBBQラウンジ、コワーキングスペースという3つの機能を設けた。BBQグリルも1日1組の有料制(3,000円)で貸し出す。
また、三菱地所(株)が開発・提供する総合スマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト)」をパークハビオでは5例目として導入。DXYZ(株)が開発した顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」、大崎電気工業(株)が提供するスマートロック「OPELO」と連携することで、入居者は物理鍵を使わず、住居や共用部のロックを解除できる。
住戸は全12タイプ、ワンルーム〜2LDK。専有面積は約18〜60平方メートル。単身者ニーズが強いことから50〜60平方メートル台住戸は10戸に留めている。18平方メートル台の7戸と27平方メートル台の7戸には、洗面台とキッチンを1つにまとめた住設機器「Roomot MIXNK」を導入。さらに18平方メートル台の7戸には、(株)ナスタと共同開発した壁面収納ベッド「カクセルベッド」を設ける。どの間取りも、いわゆる「玄関ホール」はなく、水回りを居室で挟み込むなどして廊下面積を極力小さくし、狭小住戸でも複数の開口部を設けるなど、緻密な空間利用を提案している。
坪賃料は、周辺相場よりもやや高めの坪1万6,000〜1万7,000円。1月より入居者募集を開始し、すでに40戸に申し込みが入っている。横浜市内勤務者、横浜市内への転勤者などがメイン。入居開始は3月15日。
同社は3年間で5棟ほどの「The Parkhabio SOHO」シリーズの供給を目指してきた。今後も立地特性を見ながら、SOHOタイプのパークハビオを供給していく。
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