野村不動産(株)は12日、米国ワシントン州シアトル市で建設が計画される賃貸集合住宅(総戸数796戸)の開発に参画すると発表した。
同社が米国で不動産事業に参画するのは4案件目、シアトルでの事業展開は初めて。同事業は、ハワイ州を本拠として高級住宅開発を手掛けるMacNaughton Inc.との協業。京阪神ビルディング(株)、近鉄不動産(株)も参画する。
開発地は、ワシントン大学や大型ショッピングモール「University Village」の隣接地。シアトル中心部へは地下鉄で約10分の立地。計画敷地は約1万6,000平方メートル。3棟(地上7階地下1階建て2棟、 地上8階地下1階建て1棟)を開発する計画で、賃貸床面積は約5万6,000平方メートル。敷地内にはプール、フィットネスジム、クラブルーム、シネマ、ドッグスパなどを備える。
全体竣工は2028年度の予定。