不動産情報サービスのアットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は21日、2024年第4四半期(10〜12月)のマンション賃料インデックスを公表した。
アットホームが蓄積している全国12エリアの賃貸マンション成約賃料を、09年第1四半期を基に指数化。指数値の差が「〜-5.00」は大幅に低下、「-4.99〜-0.51」は低下、「-0.50〜+0.50」は横ばい、「+0.51〜+4.99」は上昇、「+5.00〜」は大幅に上昇と定義している。
当期の首都圏の賃料インデックス(全体概況)は、東京23区が124.71(前期比+2.59)、東京都下112.24(同+1.67)、横浜・川崎市117.88(同+0.28)、千葉西部119.61(同+2.62)、埼玉東南部115.46(同-0.85)。前期から横浜・川崎市が横ばい、埼玉東南部が低下、その他のエリアは上昇した。
地方都市では、札幌市が123.43(同-0.36)、仙台市124.66(同-0.98)、名古屋市97.82(同-3.04)、京都市123.60(同+1.80)、大阪市135.93(同+0.95)、大阪広域116.63(同-3.21)、福岡市121.67(同-0.17)。京都市と大阪市は前期から上昇、札幌市と福岡市が横ばい、その他のエリアは低下した。
東京23区の物件タイプ別指数は、シングルタイプ(18平方メートル以上30平方メートル未満)が122.06(同+2.16)、コンパクトタイプ(30平方メートル以上60平方メートル未満)が128.13(同+2.86)、ファミリータイプ(60平方メートル以上100平方メートル未満)が130.20(同+2.27)だった。