
第六ブロックでは、令和8年10月23日、東京都港区内のニッショーホールにおいて、「区民公開セミナー」を開催しました。今回のセミナーは二部構成となっており、第一部は、警視庁三田警察署による「防犯講話」、第二部はサッカー指導者の森保一氏によるトークショーで、テーマは「勝利に導く組織づくりとリーダーシップ」でした。今年夏に開催されたサッカーの世界大会において、日本中を興奮の渦に巻き込んだサッカー日本代表。そのチームを率いた森保氏からは、世界の舞台で戦い抜くための準備やメンタリティなど、ビジネスの世界にも共通するヒントが語られ、会場に集まった参加者は熱心に耳を傾けました。
■ 会員と地域住民に開かれたセミナー
区民公開セミナーの開催目的について、小野信一・第六ブロック長は次のように語っています。
「第六ブロックの区民公開セミナーは、公益社団法人としての社会貢献事業の一環として、会員だけでなく、地域の皆さんにも役立つ情報を発信することを大切にしています。会員以外の一般参加者も広く募っていることから、テーマ選定にあたっては、一般区民のみなさんの興味・関心を意識した内容としました。特に森保さんが語るリーダーシップ論や、個性の強い人材をまとめ、強い組織をつくる森保さんの組織づくりのノウハウは、ビジネスにも通じ、多くの会員が抱える課題にもマッチするテーマではないでしょうか」
また、第六ブロック研修委員長の遠藤真里子氏も、セミナーに対する期待をこのように話しています。
「経営者向けのセミナーではありますが、一般区民の参加者もいらっしゃいますので、森保さんのお話から新しい『気づき』を得て、明日からの自分のステップアップにつなげていただければうれしいですね。同時に、不動産取引において、『安全・安心のハトマーク』を知っていただく機会にもなればうれしいです」
■ 第一部 身近な犯罪への備えを学ぶ
セミナー第一部では、警視庁三田警察署から、「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)の現状と手口」や「地域住民および事業者が取り組むべき防犯対策」などが紹介されました。犯罪に関する映像や音声も紹介され、警察官6名が実演や笑いも交えながら、防犯対策をわかりやすく伝えました。
■ 第二部 森保氏が語る組織づくりとリーダーシップ
第二部、トークショー「勝利に導く組織づくりとリーダーシップ」では、世界を舞台に戦ってきた森保氏から、さまざまな経験が語られました。そのなかで、「批判に対しては、自分とは異なる視点からのアドバイスとして興味深く耳を傾けて、参考にしている」「結果ではなく、その前の準備というプロセスに視点を置くことで、結果に一喜一憂せず、感情の波を抑えることができる」といった、森保氏独自の思考法が紹介されました。
■ 選手との対話で大切にすること
個性の強い選手をまとめる組織づくりをめぐって森保氏からは、「選手への礼儀として、細かいフィードバックを行いながら、『ちゃんと見ている』ということを伝えるようにしています」「選手には、全部のポジションで私のなかでの序列は明確に伝えます。ただし、これだけは言い間違ってはいけないと心掛けているのは、あくまで『今の序列』であり、この序列がずっと続くわけではないということは必ず伝えます」といった、森保氏ならではのコミュニケーション術も披露されました。
さらに、「選手と対話する際には、まずは相手から先に話させて、相手のフィールドに入っていってコミュニケーションをします」とも語りました。実際に、参加者との質疑応答でも、まず質問者の話にじっくりと耳を傾け、そこから対話を深めていく姿が印象的でした。
トークショー終了後には、森保氏が会場中央の客席に降り、聴衆に囲まれて記念撮影に応じるサプライズもあり、会場は一段の盛り上がりを見せました。
-
来場者を迎える受付スタッフ -
開会にあたり挨拶する小野信一・第六ブロック長 -
三田警察署による防犯講話では最近の犯罪の手口を紹介 -
警察官による実演を交えた防犯講話 -
サッカーで世界を目指す少年からの質問に答える森保氏 -
選手とのコミュニケーションについて語る森保氏 -
小野信一・第六ブロック長(左)と森保一氏 -
司会を務めたフリーアナウンサーの前田カオリコ氏