三菱地所(株)は2日、インドネシア・ジャカルタ中心部で進めている大規模複合開発事業「(仮称)Oasis Central Sudirman」のホテル・サービスアパートメント(以下、「SA」)に、Hyattのグローバル・ポートフォリオに属する「Andaz(アンダーズ)」の出店が決まったと発表した。
「(仮称)Oasis Central Sudirman」は、インドネシアの公務員年金基金運用会社である国営企業PT Taspenの不動産部門子会社、PT Taspen Properti Indonesiaと共同で推進しているプロジェクト。約3万3,000平方メートルの敷地に、地上74階建てのオフィス、ホテル・サービスアパートメント、商業棟(A棟)および地上65階建ての分譲住宅棟(B棟)の超高層ツインタワー2棟を開発する。A棟はインドネシア国内でも有数の超高層建築物となる。このほど事業推進会社であるPT Central Sudirman Developmentが、PT Hyatt Indonesiaと運営管理契約を締結した。
ホテル・SAである「(仮称)Andaz Jakarta Sudirman」はA棟の40〜72階に出店。総客室数はホテル198室、SA167室の計365室。付帯設備として、オールデイダイニング、クラブラウンジ、バー、会議室、屋内外プールなどを用意する。
なお、三菱地所の案件においてHyattとの運営管理契約締結は初。また、Hyattにおける「Andaz」ブランドのジャカルタ初出店となる。