サンネクスタグループ（株）の100％子会社で、分譲マンション等の総合管理事業を手掛けるクラシテ（株）と企業向けシステムの企画等を手掛けるシステムズ・デザイン（株）は16日、分譲マンション向けの次世代コールセンターサービスを開発すると発表した。
マンション管理業界は「3つの老い」の深刻化等の課題が指摘されており、マンション管理会社には収益確保に向けたビジネスのモデルチェンジが求められている。クラシテはマンション管理業全体の課題解決に向けて、高度にデジタル化されたマンション管理モデルを開発。中小のマンション管理会社向けのサービスを提供している。
また、中小のマンション管理会社への支援事業を拡大するためには、周辺サービスの中でもコールセンターサービスは入居者との接点を持つ重要なサービスであり優先度が高いと判断。システムズ・デザインの100％子会社でありコールセンターの構築や運営支援を手掛ける（株）アイカムと、システム・デザインの技術や経験ノウハウ等の経営資源等を活用し、「次世代の分譲マンション向けコールセンター」を開発する。
同サービスを中小のマンション管理会社に提供することで、事業継続を支援。居住者の快適な住まい環境の維持に貢献していくとしている。