三菱地所(株)と大成建設(株)、中央日本土地建物(株)は、各社の米国法人を通じてロックフェラーグループ社と米国ヴァージニア州の有力ディベロッパーであるMatan社が推進する大規模物流施設開発事業「PORT460」に参画すると発表。4日に起工式を執り行なった。
開発地は、米国主要港であるヴァージニア港と主要高速道路の間の物流適地。ヴァージニア港は旺盛な港湾需要に対応すべく大規模なインフラ拡張工事が進行しており、工事完了後は米国東海岸で最も深い水深(16.5m)を持つ港となる。また、計画地はヴァージニア港と主要商業都市を結ぶ州間高速道路「I-95」の間に位置しており、貨物車用の駐車スペースを多く備えたClass Aの物流施設5棟を3フェーズに分けて建設する予定。大手小売業者やeコマース事業者等の利用を見込んでいる。
敷地面積は約98万3,000平方メートル(全5棟)で、総延床面積は約22万4,000平方メートル。総事業費は約500億円で、事業シェアは非開示。
着工は2024年9月〜26年、竣工は25〜27年の予定。