ポラスグループは21日、木造建築の魅力を発信する情報拠点「ポラステクノシティ」(埼玉県吉川市)の概要を発表した。竣工は2025年3月の予定。
「ポラステクノシティ」は、敷地面積6,002平方メートル。オフィス棟(木造3階建て)、実験棟(木造1階建て)、研究棟(木造3階建て)、注文住宅のモデルハウス4棟などで構成される。オフィス棟は、住まいに関する技術展示スペースと地域住民のふれあいの場としてのイベントスペースからなる「交流と学びの場」「事務所」。実験棟・研究棟は、開発現場を見学できる施設として機能する。
オフィス棟・研究棟は、一般流通材と大断面集成材、住宅用の金物を使用。オフィス棟は75分準耐火構造で、環境省「建築物のZEB化・省CO2化普及加速事業」に採択されている。
実験棟は大断面集成材を使用。さまざまな住宅性能実験を行なうため、982.5平方メートルの空間に12mの天井高を確保した。
3棟ともZEB認証を取得する予定。