リストデベロップメント(株)と三信住建(株)が販売中の分譲マンション「リストレジデンス横濱弘明寺」(横浜市南区、総戸数36戸)が好調な売れ行きを見せている。同社のマンションとして初めてZEH-M Orientedを取得。住環境の良さ、交通・買い物利便性の良さ、70平方メートルの3LDKが中心となる広さかつ、6,000万円台中心という価格が、子育てファミリー層に訴求している。
同物件は、横浜市営地下鉄ブルーライン「弘明寺」駅徒歩7分、京急本線「弘明寺」駅徒歩9分、同線「上大岡」駅徒歩17分に立地。約1,231平方メートルの敷地は一戸建て跡地で、三信住建(株)が取得したもの。第1種住居地域で、周囲は戸建て住宅街。各駅へは、アーケード付きの「弘明寺かんのん通り商店街」が利用可能。販売代理は大和地所レジデンス(株)。
建物は鉄筋コンクリート造地上6階建て。南面6スパン、東面2スパン。住戸は、1LDK+S〜4LDKで、専有面積約55〜75平方メートル。70〜75平方メートルの3LDK・4LDKが過半を占める。全戸玄関横に専用宅配BOXを設置。二重床・二重天井、天井高2,400mm。LD+洋室床暖房、食洗器、物干しポール、防犯センサーなどが標準。70平方メートル超の3LDKはスパン6,150mm以上。最上階(2戸)はルーフバルコニー付き3LDK(75平方メートル)で、東西スパン約16m。
2023年9月にホームページを開設。これまで700件超のエントリーを集めている。モデルルームへの来場者数は250組。すでに8割超の住戸が契約済み。先着順で販売中の4戸(3LDK・4LDK、専有面積約70〜75平方メートル)は6,498万〜6,998万円。坪単価は約324万円。
購入者の7割弱が地元南区在住、残りは京急線・JR東海道線沿線の横浜市・川崎市在住。30〜40歳代のファミリー・プレファミリーが過半を占める。専有圧縮傾向が強まる中で、70平方メートル台の広さが訴求しているほか、商店街や小学校が徒歩圏という利便性、周辺環境の良さがファミリー層の支持を得ている。