オリックス不動産投資法人(OJR)は21日、2024年8月期決算を発表した。
当期(24年3月1日〜8月31日)は、営業収益262億900万円(前期比9.0%減)、営業利益126億4,600万円(同0.2%増)、経常利益115億2,100万円(同0.3%減)、当期純利益115億600万円(同0.3%減)。1口当たり分配金は3,820円(同82円減)だった。
期中は5物件を取得。8月に「天神ノースフロントビル」(福岡市中央区)の第1回目の取得(準共有持分5%、持分相当の取得価格3億1,750万円)を実行した。また、1物件を売却したほか、「クロスレジデンス阿波座」(大阪市西区、取得価格26億5,000万円)および「クロスレジデンス神戸元町」(神戸市中央区、取得価格16億5,000万円)と、「ラウンドクロス赤坂」(東京都港区、売却価格30億5,000万円)を交換した。
期末ポートフォリオは117物件、取得価格ベースで7,229億7,600万円となった。期末稼働率は98.6%。
次期は、営業収益255億1,600万円、営業利益118億6,300万円、経常利益106億1,300万円、当期純利益105億9,600万円、1口当たり分配金3,880円を見込む。