(株)サンケイビルは23日、米国ワシントンD.C.に立地する既存オフィスを賃貸レジデンス(総戸数161戸)にコンバージョンするプロジェクトに着手したと発表した。
同プロジェクトは、現地ディベロッパーDuball,LLCとの共同事業で、7月22日にはDuball社との間で共同事業契約を結んでいる。コンバージョンするオフィスビルはモダニズム建築家のウィリアム・レスケイズの作品で、1941年に竣工した。ホワイトハウス徒歩圏内のデュポンサークル歴史地区内に所在し、一度外装の変更を行なったものの、歴史保存審査委員会の承認のもとで竣工当時に近い姿へ復元し、その上でコンバージョンする計画だという。
敷地面積は3,723.08平方メートル、建物は鉄筋コンクリート造12階建てで、延床面積1万7,423.03平方メートル。住戸はStudio37戸、1BD64戸、1BD+書斎23戸、2BD37戸。2025年4月に着工し、26年9月を予定。