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賃貸M家賃、8エリアで全面積帯前年同月比プラス

2024.10.24
業界関連

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は24日、不動産情報ネットワークにおける「全国主要都市の『賃貸マンション・アパート』募集家賃動向」(2024年9月)を発表した。


 入居者が1ヵ月に支払う「賃料+管理費・共益費等」を「家賃」と定義。首都圏(東京23区、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県)、札幌市、仙台市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、福岡市の13エリアを調査している。


 賃貸マンションの平均募集家賃は、神奈川県・埼玉県・千葉県・札幌市・名古屋市・京都市・大阪市・福岡市の8エリアが全面積帯で前年同月を上回った。


 面積帯別の前年同月比上昇率トップは、「30平方メートル以下(シングル向き)」が札幌市(前年同月比5.0%上昇、平均家賃4万3,238円)、「30〜50平方メートル(カップル向き)」が大阪市(同7.9%上昇、同10万978円)、「50〜70平方メートル(ファミリー向き)」が福岡市(同11.6%上昇、同11万1,156円)、「70平方メートル超(大型ファミリー向き)」は大阪市(同14.1%上昇、同26万5,139円)。


 ファミリー向きが、4ヵ月連続して神戸市を除く12エリアで前年同月を上回った。中でも東京23区・神奈川県・埼玉県・札幌市・名古屋市・福岡市の6エリアは15年1月以降の最高値を更新した。


 賃貸アパートの平均募集家賃上昇率トップは、「30平方メートル以下(シングル向き)」が京都市(同4.2%上昇、同5万1,448円)、「30〜50平方メートル(カップル向き)」が埼玉県(同5.0%上昇、同7万1,629円)、「50〜70平方メートル以下(ファミリー向き)」が京都市(同11.7%上昇、同10万7,904円)。


 アパートもシングル向きが全13エリアで前年同月を上回った。中でも東京都下・埼玉県・千葉県・京都市・大阪市の5エリアは15年1月以降最高値を更新した。

出典:最新不動産ニュースサイト R.E.port ©1997 株式会社不動産流通研究所

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