日本管財ホールディングス(株)は23日、各事業会社が有していた研修施設を集約し、拡張移転したと発表した。
社員が研修を通じて建物管理の基礎知識や技術を習得し、管理物件等に生かせるような環境の整備と、各社員が研修講師に気軽に相談できる関係構築の促進、社員のエンゲージメント向上が目的。
都営三田線「御成門」駅徒歩2分、JR「新橋」駅徒歩10分等4駅4路線の利用が可能なビル「東京都美術倶楽部」5階。研修室は3分割使用が可能で、事務所、リフレッシュルームも併設している。収容人数は80人。
研修の対象は新人からベテラン社員・幹部職や設備・警備・清掃などの専門職。ビジネスに必要な研修の他、建物管理に特化した研修を年間のカリキュラムに沿って開講する計画。建物管理で重要な安全・安心・建物の保全に必要な模擬設備機器や、清掃実技を可能にした床材を貼ったスペースなどを設けており、ここでそうした技能を習得することができる。