パナソニック ホームズ(株)は24日、時代の変化にフィットした「暮らしやすい間取り提案」を、戸建住宅に展開すると発表した。
同社では、暮らしやすさの提供価値を高め、顧客満足度を向上させることを目的に、2014年と24年にオーナー宅の間取り図面400件の比較分析や、約4,000件の間取りと収納の満足度について調査を実施。調査では、共働き世帯が半数以上となり、家事を効率化する回遊動線のニーズが高いこと等が判明した。
調査結果を踏まえて同社では、「暮らしやすい間取り提案」として、(1)「リビング・ダイニング周りに分散配置する収納」、(2)「現代のライフスタイルにフィットする回遊動線」を戸建住宅商品に展開していくとした。
(1)では、リビング・ダイニング周りに、動線に沿って収納を分散配置し、玄関にはシューズインクロークを置くなど、生活動線に合わせた適材適所の収納計画を提案する。
(2)では、家の中全体をスムーズに動きやすい回遊動線として、家族みんなで料理がしやすいキッチン動線や、洗濯の一連作業「洗う、干す、収納」を効率化する動線、廊下の動線と兼用して効率的に設計した洗面室等を提案する。