野村不動産ホールディングス(株)は25日、2025年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。
当期(2024年4月1日〜9月30日)は、売上高3,813億4,300万円(前年同期比3.5%増)、営業利益683億6,300万円(同11.4%増)、事業利益689億9,900万円(同12.3%増)、経常利益596億5,200万円(同9.2%増)、中間純利益425億1,400万円(同29.0%増)。
住宅部門は、分譲住宅の通期の計上予定戸数3,800戸に対し2,079戸(同85戸増)を計上。売上高1,861億7,000万円(同10.0%増)、事業利益259億4,900万円(同22.9%増)の増収増益に。当四半期末における契約済み未計上残高は、2,939戸(同474戸減)、期末完成在庫は386戸(同15戸増)。
都市開発部門は、収益不動産事業における売却粗利益が減少するなどし、売上高1,095億200万円(同11.0%減)、事業利益265億800万円(同7.8%減)。仲介・CRE部門は、リテール売買仲介の取扱高・取扱件数が増加。売買仲介件数5,191件(同106件増)、取扱高6,194億円(同0.6%増)となり、売上高263億9,500万円(同9.1%増)、事業利益78億2,900万円(同13.0%増)。
また海外部門は、ベトナムにおける住宅分譲プロジェクトの計上が順調に進み、売上高84億8,400万円(前年同期:21億9,500万円)、事業利益40億6,300万円(同:事業損失4億400万円)と黒字転換した。
通期では売上高7,900億円、営業利益1,140億円、事業利益1,180億円、経常利益1,000億円、当期純利益700億円を見込む。