東急(株)と鈴与商事(株)は24日、富士山静岡空港(株)が管理・運営する富士山静岡空港(静岡県牧之原市)に、太陽光発電設備を導入すると発表した。
空港脱炭素化を進める同空港が、さらなるCO2排出量削減の取り組みを推進するため、「オンサイトPPAモデル」の太陽光発電設備を導入する。
東急と鈴与商事が事業SPCを組成し、同空港滑走路の南側に太陽光パネルを設置する計画。発電容量は1,016.4kW。想定年間発電量は約130万kWh。想定自家消費量は約107万3,000kWh。
これにより、旅客ターミナルビル全体で使用される電力の約37%(2023年度比)を再生可能エネルギー由来の電力へ切り替える計画。オンサイトPPAモデルを採用することで、再生可能エネルギーの地産地消も同時に実現する。
着工は25年3月初旬、運転開始は同年6月初旬の予定。