(株)東京カンテイは28日、2024年9月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を公表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表した。
同月は、「晴」が10地域(前月6地域)に増加した。「雨」も8地域(同6地域)に増加。「曇」は9地域(同13地域)に減少。「小雨」も7地域(同10地域)に減少した。「薄日」は13地域(同12地域)に増加した。
全国で天候が改善したのは16地域と同変化なし。横ばいは23地域(同24地域)に減少、悪化は8地域(同7地域)に増加した。
47都道府県のうち、前月比価格が下落したのは21地域(同13地域)となった。地方主要4道県の天気マークは北海道、宮城県、広島県は変わらず、福岡県が「晴」に改善。市別の平均価格は広島市と福岡市で上昇した。