サンフロンティア不動産(株)の子会社でホテル運営を手掛けるサンフロンティアホテルマネジメント(株)は6日、ホテル「たびのホテル lit 酒田」(山形県酒田市、総室数173室)を開発すると発表した。
同社は、ホテル事業を通してまちににぎわいを創ることで産業を興し、雇用を生み出し、結果的に人口増につなげることを目指している。2023年7月には酒田市と「地域振興に係る連携協定」を締結し、酒田商工会議所を含めた3者で新規ホテル・観光事業を通じた地域創生を目指した協議を進めてきた。この度、プロジェクト第1弾として中心市街地に位置する商業施設跡地に新規ホテルを開業することとなった。
敷地面積は約2,551平方メートル。建物は鉄骨造地上11階建て。延床面積は約5,476平方メートル。山形県内のホテル開発・運営は同社グループにとって、初。「たびのホテル lit」は「たびのホテル」よりもワンランク上のブランドで、同ホテルは沖縄県宮古島と長野県松本市に続く3棟目となる。
日本百名山の一つである「鳥海山」の眺望を楽しめる天然温泉露天風呂とサウナ付きの大浴場を設置。入浴後のリラクゼーションスペースとして最適なマッサージチェア付き展望ラウンジも設ける。客室はダブルルーム(約15平方メートル)とデラックスツインルーム(約27平方メートル)の部屋を中心とし、長期滞在も可能なキッチンや洗濯機、電子レンジを備えた客室も用意する予定。
開業予定は2026年12月。