大東建託(株)は14日、米国で買取リノベ再販事業を開始すると発表した。
同社は2024年7月に、国内で積み重ねてきた一気通貫のサービスの提供と賃貸経営のノウハウを海外でも展開する目的で現地法人「Daito Kentaku USA, LLC」の駐在事務所をロサンゼルスに開設していた。
買取リノベ再販事業の開始に当たり、第1号案件としてカリフォルニア州ロサンゼルス郡レドンドビーチに位置する木造2階建ての賃貸住宅8棟32戸を取得した。大規模リノベーションを施した後、24年末以降に大東建託グループのオーナーをはじめ、事業者や投資家に販売していく。販売後は同社が管理を受託する予定。
今後は、現地企業との協業の下、買取リノベ再販事業の拡大に努め、27年3月期には売上高100億円、29年までに世界一の管理戸数150万戸(海外:5万戸)の達成を目指していく。