東急グループは14日、ザ・キャピトルホテル東急(東京都千代田区)で記者懇談会を開催した。
冒頭、挨拶に立った東急(株)取締役会長の野本弘文氏は、2024年に開業した商業施設「東急プラザ原宿『ハラカド』」、複合施設「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」、複合施設「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」(いずれも東京都渋谷区)に言及。「昨年、外国人旅行客が訪れた東京のまちの中で、渋谷がナンバーワンになった。これらの施設があることで、『また渋谷を訪れたい』という人がさらに増えることを期待している」などと語った。
続いて、東急取締役社長の堀江正博氏は、「東急グループでは、長期的な視点に立ってこの100年、まちづくりを行なってきた。30年代には『渋谷』駅周辺の開発がおおむね完成する。渋谷沿線や渋谷から回収した資金を、再度渋谷沿線に投資することで、エリア全体の価値を向上させ続けたい」と述べた。