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注文住宅建築費、直近9年間で最高値に

2024.11.15
業界関連

 (株)リクルートの住まい領域の調査研究機関・SUUMOリサーチセンターは15日、2024年の「注文住宅動向・トレンド調査」の結果を発表した。1年以内に一戸建て(新築・建て替え注文住宅)を建築した人(以下、建築者)と、今後2年以内に一戸建ての建築を検討している人(以下、検討者)を対象に、インターネットでアンケート調査を実施。期間は24年7月26日〜8月8日。有効回答数は建築者が1,540件、検討者が1,851件。


 建築者の建築費用(土地代除く)は、全国が平均3,415万円(前年調査比229万円増)だった。土地代も全国が平均2,331万円(同186万円増)となり、いずれも直近9年間の最高値となった。また、「新規建築」の割合は84.1%、「建て替え」の割合は15.0%だった。


 建築者(全国)が重視した点は、「間取り・プランが良いこと」(45.5%)がトップ。前年との比較では、「ZEHであること」(21.4%)や「アフターサービスおよび保証制度が良いこと」(29.1%)が増加し、「設計の自由度が高いこと」(26.0%)や「外観デザインが良いこと」(26.8%)、「家事・子育てがしやすい間取りであること」(32.9%)は減少した。


 注文住宅建築者(全国)のZEH認知率は78.3%に達し、うち「内容まで知っている」割合は38.1%となった。内容認知率については、前年より5ポイント増加しており、過去最高。さらにZEH認知者のうち、導入を検討した人は74.4%、導入を実際に購入した人は45.0%となり、いずれも過去最高となった。

出典:最新不動産ニュースサイト R.E.port ©1997 株式会社不動産流通研究所

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