東急(株)は15日、少人数向けのフレキシブルオフィスと店舗で構成する複合施設「SHIBUYA WayP(シブヤ ウェイプ)」(東京都渋谷区)を開発すると発表した。
同社は「渋谷」駅周辺でハイグレードオフィスを中心にオフィスを開発してきた。一方で、働き方の変化により、多様な需要に対応できるバリエーション豊かなオフィス・サービスの提供が必要になってきたことから、“Work as you Please”を開発コンセプトに、少人数のオフィスニーズに対応するフレキシブルオフィスを開発することとした。
JR、京王井の頭線、東急東横線等「渋谷」駅徒歩約7分。渋谷区内で初めてPark-PFI制度が活用された北谷公園の目前に立地する。建物は鉄骨造10階建て。延床面積は約1,486平方メートル。
1階にはサンドイッチカフェ、2階と5〜10階にはフレキシブルオフィスをオープン。フレキシブルオフィスは、1〜19名用まで多様なサイズの33区画(3〜40平方メートル)を用意。あらかじめデスクやチェアーを設置して、セットアップオフィスとして貸し出す。2階・3階・7階は、Web会議の増加に対応するテレカンブース(18室)と、会議室6室を備える。
4階はフレキシブルオフィスの入居者が利用できるラウンジ・テラスとし、北谷公園などを見渡すことができる屋上は入居者専用のスペースとなる。
竣工は2025年4月の予定。