住友林業(株)と中央日本土地建物(株)は18日、共同事業により、米国で賃貸用集合住宅「NOVEL Blandtown」(ジョージア州アトランタ、総戸数250戸)を開発すると発表した。開発主体は両社の米国子会社の共同出資会社。
開発地はアトランタ北西部のウェストミッドタウン中心街。近年の再開発によってギャラリーやセレクトショップなど流行の発信地として若い世代を中心に人気を得ている。アトランタ市最大の雇用集積であるミッドタウンまで車で10分、国際空港まで同25分と交通利便性が高い。建物は鉄筋コンクリート造と木造の混構造7階建てで、下層2階が鉄筋コンクリート造、上層5階が木造枠組壁工法。木造部分は2×4材の規格品を使用した。賃貸床面積は2万762平方メートル。
都市型のライフスタイルを志向する若年層をターゲットに、スタジオタイプから2BRタイプまでプランを幅広く用意。屋上ラウンジやプール、中庭のウッドデッキなど、共用施設も充実させた。
11月に着工し、2026年10月より工事完了部分から順次賃貸を開始する。全体竣工は27年5月の予定。