リスト(株)の連結子会社であるリストインターナショナルリアルティ(株)(以下LIR)は18日、50ヵ国の言語に対応した不動産営業支援AIツールを1日から導入したと発表した。
LIRでは海外の顧客数が増加しており、2023年の顧客数は20年と比較して約2.5倍となった。また、売上高も増加していることから、営業での効率化を目指し、多くの言語に対応可能な不動産営業支援AIツールの導入へと至った。
同ツールは、サザビーズ インターナショナル リアルティ(以下SIR)が加盟店向けに提供しているもの。SIRが運用する不動産ポータルサイトの物件情報と紐づいており、物件を選択するとテンプレートに物件の写真や情報が自動で入力される。文字入力エリアを選択するとAIツール選択画面が表示され、物件の特徴を7つ入力して実行すると、自動で物件紹介文が生成される。生成に要する時間は5秒程度で、言語は指定することができる。文章については文字数を指定して増加できるほか、要約、類似した文章への書き換えも可能。