野村不動産ホールディングス(株)は19日、2020年11月に設定した野村不動産グループの30年度のCO2排出量削減目標を見直し、削減率を引き上げたと発表した。
今回、19年度比で、自社における排出(Scope1・2)を「35%削減」から「60%削減」へ、生産・施工段階における排出と顧客先における排出(Scope3)を「35%削減」から「50%削減」へと変更した。
この目標は、パリ協定における、世界の平均気温の上昇を産業革命以前に比べて2度より十分低く保ち、1.5度に抑える努力をするという「1.5℃シナリオ」を上回る水準としている。