近鉄不動産(株)は28日、起業を志す学生を支援するため、近畿大学と協力し、事業検証の場を提供すると発表した。
近鉄奈良線「河内小阪」駅前の土地活用方法を検討していた同社と、学生の起業支援に利用できる場を模索していた同大学が連携して実施する取り組み。同大学が、起業を志す学生を募集して同社に紹介。学生が企画した事業の検証の場として、同社が所有する駅前の土地の一部を提供する。期間は12月から1年間。
第1弾は、移動式古着屋のサービスを検証する。同大学が取り組んでいるベンチャー起業支援プログラム「KINCUBA(キンキュバ)」を受講した上夷慶大氏(経営学部3年生)の事業で、衣服のリユース販売や古着のリメイク体験を実施する。
日時は12月9日9〜17時。入場料は無料。