東京建物(株)は3日、同社が管理・運営する物件のオープンスペースの情報提供サイト「スペース情報サイト」を開設したと発表した。
同社は「中野セントラルパーク」や「Hareza 池袋」等、イベントなどの用途に活用できるオープンスペースを備えた物件を複数管理・運営している。これまで各スペースを利用する際は、利用希望者が物件サイト等で利用条件を確認して、個別に問い合わせる必要があったため、利用申請の手続きが煩雑で、類似の施設を比較検討することも難しかった。こうした課題を解決するため、一元的に複数のスペースの情報を提供する同サイトを開設した。
「施設一覧から探す」では、面積やエリア、利用条件等の情報を基に絞り込みができ、スペース同士の比較検討がしやすい設計に。また、「利用場面から探す」では、各スペースの活用実績を写真とともに紹介することで、イベント企画や撮影の具体的なイメージづくりに役立てられるようにした。
さらに利用可能なエリアの確認や一体利用の検討のしやすさのため、スペースごとに詳細ページを用意。イベントや撮影、広告掲載の3つのタブに分け、用途ごとに活用可能なエリアを表示する仕組みとしている。
同社はサイトの開設により、イベントや出店、撮影といった利用者のニーズに合わせたスペースの活用をサポートし、遊休スペースの有効活用や地域コミュニティの活性化を推進するとしている。