国土交通省は4日、「(仮称)宮島口西1丁目ホテル計画」(広島県廿日市市)を、優良な民間拠点施設整備事業計画として認定した。
同事業計画が位置する宮島口地域は、「中国地方の世界遺産と地域固有の観光資源を生かした島根・広島・山口広域観光活性化計画」において重点地区に指定され、観光活性化に資する施設の整備が求められている。これに対し、同事業では、厳島神社大鳥居が展望できる客室に加え、広島および宮島の魅力に浸るアクティビティなどのサービスを提供するホテルを整備。観光客および近隣住民が自由に散策できるよう、ホテルに隣接した緑地も合わせて整備する。
事業区域面積は1万3,518.77平方メートル。建築面積は5,200平方メートル、延床面積は1万2,828.12平方メートル。建物は、鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)の地下1階地上7階建て、地上1階建て。
2026年8月1日に着工し、竣工は28年6月30日の予定。