不動産情報サービスのアットホーム(株)は5日、「不動産のプロに聞いた!『はじめての一人暮らしでチェックすべきポイント』ランキング」を発表した。賃貸物件で初めての一人暮らしを希望するユーザーを担当したことがあるアットホーム加盟店を対象に、インターネットでアンケート調査を実施。494サンプルの有効回答を得た。
初の一人暮らしで内見の際にチェックすべきポイントを聞いたところ、「日当たりの良さ」が38.1%とトップに。不動産会社からは「湿気に悩む人が多いので、日当たりと風通しの良い所がおすすめ」「部屋が暗いと気分も落ち込みがちになる」といったコメントが挙がった。2位は「スマートフォンの電波が入るか」(34.0%)、3位は「水回りのきれいさ」(30.6%)。「居住空間で電波が入らないと不便だと思うから」「きれいさの確認に加えて、洗濯機置き場のサイズも確認するといい」などのコメントが見られた。
不動産会社に訪問する前に事前にやっておくべきことのトップは、「家賃の予算を決める」(74.7%)だった。次いで、「入居したい時期を決める」(65.6%)、「譲れない条件・設備を決める」(63.8%)。不動産会社からは「月々の支払いは光熱費等もあるので、しっかりと支払い計画を立てる必要がある」「入居時期により紹介する物件が変わってくる」「希望が定まっていない状態でいろいろな物件を見ると、目移りして決められないことがある」などのコメントが寄せられた。
また、接客の際、住まい探しについて思い違いをしているユーザーがいたかについて聞いたところ、47.6%が「はい」と回答。その内容は、「共用部分の散水栓や外部電源は勝手に使っていい」「ライフラインの手続きも不動産会社が代行する」「部屋にいる日数分の家賃の支払えばいい」など、ライフラインや初期費用・家賃、設備に関することのエピソードが見られた。