野村不動産(株)は19日、ベトナム・ハイフォン市でのタウンシップ開発「Royal Island(Vu Yen(ヴーイェン))プロジェクト」において、約1,450戸の住宅街区開発に主幹事として参画することを発表した。
同プロジェクトは、同国最大手のディベロッパー・ビンホームズ社が開発を進めているもの。同社は2024年6月から住宅開発エリアの一部に主幹事として参画しており、今回の新街区への参画により、同開発で整備される住宅8,300戸のうち3,000戸を同社が主幹事として手掛けることになる。既存参画街区を含め、東神開発(株)、大成建設(株)等と共に開発を推進していく。
今回追加参画を決めた新街区については開発面積約26ha。戸建住宅のほか2戸連棟住宅、連棟住宅の開発を予定。街区内に13ヵ所の後援、人工池等を整えるのに加え、コンベンションセンターや病院、学校、商業施設等にもアクセスのよい利便性の高い住環境を提供していく。
25年2月に着工する予定。
なお既存参画街区は、建築家の隈 研吾氏を起用するなどして価値向上を図り、1戸当たりの販売価格約1億〜3億円と高額ながら順調な販売状況。24年11月以降順次竣工・引き渡している。