(公社)東京都宅地建物取引業協会は15日、京王プラザホテル(東京都新宿区)にて賀詞交歓会を開いた。会員のほか、小池百合子東京都知事、国会議員、都議会議員らが出席して盛会となった。
冒頭、挨拶した都宅協会長の桑原弘光氏は、「昨年の4月に32支部から12ブロック体制へと完全移行を果たすことができ、会員の皆さんに感謝したい。昨今のIT・AI分野での技術革新のスピードは加速している。不動産業界にも押し寄せてくるであろう、AIの浸透に備えるため、本会の青年部会に検討を依頼した。宅建事業者や宅建士に関連する各種行政手続きのデジタル化も進展している。関係団体との協力も進めながら、業界のデジタル化にも貢献していきたい」などと述べた。
また、改正建築物省エネ法にも触れ、「今年4月から新築住宅の省エネ基準適合義務化がスタートする。こうした動きに迅速に対応するよう、会員への制度周知や啓発・支援に万全を期していきたい」などと話した。