(公社)日本不動産鑑定士協会連合会は21日、グランドアーク半蔵門(東京都千代田区)にて新年賀詞交歓会を開き、会員のほか、中野洋昌国土交通大臣をはじめとした衆参国会議員、友好団体役員などが参加し盛会となった。
冒頭、挨拶した同会会長の吉村真行氏は、「昨年1月1日の能登半島地震に対して、日本全国から1,564人の不動産鑑定士の皆さんに被災自治体における罹災証明書のための住家被害認定調査をはじめとした被災地・被災者支援活動にご尽力いただいたことに感謝したい。12月には内閣府と住家被害認定調査に係る連携協定を締結した。より一層の被災地・被災者支援活動に取り組んでいきたい」と述べた。
また、「不動産鑑定士の最大の強みである『アプレイザル(鑑定評価)』『アドバイザリー(助言)』を組み合わせた、『A+A』をアピールしていきたい。将来の担い手確保に向けて、地価公示に続いて都道府県地価調査や相続税路線価評価など、公的鑑定評価の報酬アップを目指していく」などと語った。