(公財)不動産流通推進センターは22日、2024年通年および24年12月の指定流通機構の活用状況を発表した。
24年の新規登録件数は416万1,677件(前年比2.3%減)。月平均で34万6,806件の物件が登録された。物件別では、売り物件が144万9,458件(同4.3%増)、賃貸物件が271万2,219件(同5.5%減)。売り物件の取引態様別物件数は、専属専任媒介が13万8,563件(同2.4%増)、専任媒介が48万7,560件(同6.3%増)、一般媒介が30万1,418件(同5.6%増)となった。
同年末時点の総登録件数は85万9,860件(前年末比5.6%減)で、このうち売り物件が43万1,973件(同7.1%増)、賃貸物件が42万7,887件(同15.7%減)。売り物件の成約報告件数は、19万1,651件(前年比7.4%増)だった。
なお、24年12月の新規登録件数は29万9,292件(前年同月比3.5%減)と、9ヵ月連続のマイナス。成約報告件数は4万5,980件(同1.0%増)と、2ヵ月連続でプラスとなった。総登録件数は85万9,860件(同5.6%減)と、7ヵ月連続で減少している。