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24年4QのM市場戸数、新築・既存合計13.3万戸

2025.02.03
業界関連

 (株)東京カンテイは3日、2024年第4四半期(10〜12月)における全国の新築・既存マンション市場の調査レポートを公表した。同社データベースにおける当期に供給された新築マンション戸数と、流通した既存マンションの戸数を算出して分析した。


 同期の新築マンション供給戸数は全国で1万7,983戸(前年同期比1.9%減)となり、9期連続のマイナスとなった。地域別にみると、首都圏が9,428戸(同7.4%増)、近畿圏3,725戸(同5.8%増)、中部圏1,569戸(同3.3%減)、その他3,271戸(同25.9%減)。首都圏は5期ぶり、近畿圏では3期ぶりに増加したが、中部圏とその他では引き続き減少した。特にその他エリアでは、減少幅が拡大している。


 一方、既存マンションの流通戸数は全国で11万5,457戸(同0.8%増)とわずかだが12期連続の増加となった。地域別では首都圏が5万5,751戸(同1.1%減)、近畿圏2万6,790戸(同5.5%増)、中部圏9,513戸(同1.7%増)、その他2万3,403戸(同0.0%(4戸)増)だった。首都圏では2期連続の減少で、その他圏域でも増加率は縮小傾向であり、流通戸数の増加傾向に一服感がみられる。


 新築・既存を合わせたマンション市場の総戸数は13万3,440戸(同0.4%増)と、前年同期をわずかに上回った。


 平均価格を戸数で乗じた市場規模をみると、新築・既存合わせて5兆6,143億円(同10.4%増)と、2期ぶりのプラスとなった。内訳は新築が1兆4,226億円(同24.7%増)と4期ぶりにプラスとなり、13年第3四半期以来の高水準。既存は4兆1,917億円(同6.3%増)となり、13期連続の増加だった。

出典:最新不動産ニュースサイト R.E.port ©1997 株式会社不動産流通研究所

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