野村不動産(株)は3日、マンションの居室内の、下がり天井の下部空間に設置できる可動間仕切壁「フレックスドア」を開発したと発表。現在、販売中の新築分譲マンション「プラウド神田」(東京都千代田区、総戸数94戸)と「プラウド渋谷東」(東京都渋谷区、総戸数48戸)の一部1LDK住戸へ導入する。
床から天井までの高さのある間仕切り壁を、天井のレールを使ってスライドさせる可動間仕切壁(レール式可動間仕切壁)は一般的に普及しているが、天井高が低い「下がり天井」の下には設置できないという課題があった。そこで、同社は下がり天井の下部にも設置でき、自由に取り外しができる嵌め込み型の間仕切壁として「フレックスドア」を開発した。
「プラウド神田」では、フレックスドアを採用することで、標準的な1LDKプランに加え、ベッドのみを隠す1LDKプラン、広々としたワンルームプランの3パターンの間取りを選択することが可能になるとしている。