(株)東京カンテイは1月30日、全国の分譲タワーマンションストックに関する調査の結果を発表した。
最高階数が20階以上の分譲マンションを「タワーマンション」と定義。2024年12月末時点のタワマンストック数は1,561棟・41万102戸となった。このうち、築10年以内の戸数は470棟・13万7,000戸だった。24年に竣工した物件は44棟・1万113戸で、25年に竣工予定の物件は41棟・1万2,104戸。
三大都市圏では、首都圏が812棟・25万1,464戸、中部圏は100棟・1万6,254戸、近畿圏が400棟・9万6,488戸。棟数ベースでは首都圏が全国の52.0%を占めた。
都道府県別では、東京都が497棟・16万780戸で最も多く、全国シェアは31.8%。次いで大阪府が282棟・7万197戸、神奈川県が145棟・4万4,471戸。三大都市圏以外では、福岡県54棟・1万251戸、宮城県42棟・8,421戸となった。
24年末時点でタワーマンションが未竣工の地域は9県。25年に宮崎市で県内初のタワーマンションが竣工する予定のため、宮崎県が39番目のタワーマンション供給実績エリアとなる見通し。