東京建物(株)は6日、物流施設「(仮称)T-LOGI仙台」(仙台市宮城野区)の着工を発表。東北エリア初の「T-LOGI」。
仙台東部道路および三陸道「仙台港北」ICから約2.6km。東北道や常磐道などを経由することで、東北地方のほか首都圏への長距離配送拠点として活用できる立地。「仙台」駅まで約13.6km、車で約28分と、仙台市内への配送拠点としても優れている。
敷地面積約1万8,420平方メートル、鉄骨造4階建て。延床面積は約4万2,269平方メートル。1・2階片側バースの4層スロープ型を採用。倉庫床の最小区画面積は約1,700坪で、各分割区画に荷物用EV、垂直用搬送機を1台ずつ設置し、効率的な縦搬送を支援する。2階にはラウンジを設け、テナントワーカーの憩いの場として提供する。
屋上に設置した太陽光パネルにより発電を行ない、その電力を商用電力と併せて施設内で自家消費するほか、消費し切れない余剰電力については仙台市内で同社が運営するオフィスビルに送電する計画。これらの取り組みにより「BELS」最高ランクである「ZEB」認証を取得する予定。
竣工は2026年6月。