三菱地所リアルエステートサービス(株)は11日、東京主要7区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区、品川区、江東区)の大規模オフィスビルの空室率・平均募集賃料調査の結果(2025年2月末時点)を公表した。調査時点で竣工済みの延床面積3,000坪以上の賃貸オフィスビル985棟が対象。
都心主要7区の空室率は4.17%(前月比0.35ポイント低下)。区別では、港区5.28%(同1.10ポイント低下)、千代田区1.69%(同0.15ポイント低下)、中央区5.69%(同0.08ポイント低下)、新宿区4.83%(同0.14ポイント低下)、渋谷区2.03%(同0.18ポイント低下)、品川区4.74%(同0.01ポイント上昇)、江東区5.64%(同0.43ポイント上昇)となった。
主要5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の空室率は3.97%(同0.46ポイント低下)と52ヵ月ぶりに4%を切った。
都心主要7区の平均募集賃料は2万8,119円(同834円下落)と2ヵ月連続で下落となった。区別では、新宿区2万9,179円(同297円上昇)、中央区2万1,610円(同265円下落)、港区3万2,392円(同657円下落)、品川区1万9,115円(同643円下落)、千代田区4万57円(同170円下落)、渋谷区3万2,111円(同16円増加)、江東区1万6,419円(同87円増加)だった。
主要5区は3万721円(同652円下落)。