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東京・押上に江戸の長屋を再現した宿泊施設/東武不

2026.02.06
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「T-home 景」外観。低層長屋の木造建築で、押上エリアの新たな観光拠点を目指す




オープンスペース広場でのイベント開催などにより、宿泊客と周辺住民のコミュニティ形成にも取り組んでいく



 東武不動産(株)は5日、宿泊施設「T-home景(KEI)」(東京都墨田区、全29室)の開業にあたり、プレス向け内覧会を開催した。三井ホーム(株)と初の共同事業。


 「T-home」は、宿泊を通じてまちににぎわいをもたらすアパートメントホテル型の宿泊施設シリーズ。東京スカイツリータウンや浅草といった観光スポットに近い押上エリアで、同社が保有する土地や建物、または新たに取得した不動産を活用し、まちと調和する宿泊施設を展開。地域の風景やにぎわいの創出に寄与することを目指している。現在、6棟・13室を運営。今回の「景」は宿泊定員約200名と、最大規模の施設となる。


 東武スカイツリーライン・東京メトロ半蔵門線・都営浅草線・京成押上線「押上」駅徒歩3分に位置。敷地面積1,761.43平方メートルの病院跡地に、延床面積1,785.35平方メートル、木造2階建て、宿泊施設と店舗(3区画)からなる全6棟(うち1棟が管理棟)の複合施設を建設した。施主は三井ホーム。


 建設地は押上の防火地域内に位置することから、三井ホームの2×4工法耐火構造を採用。同社オリジナルの断熱パネル「ダブルシールドパネル」や遮音床といった技術を導入することで、高い耐火性・断熱性・快適性を維持しつつ、開放感あふれる空間を実現した。また、歴史ある押上のまち並みに調和するよう和のデザインを基調に、「江戸の長屋」をイメージした分棟方式を採用している。


 無人チェックインシステムを導入しているが、平日の日中は管理棟2階の同社オフィスにスタッフが在席。休・祝日および夜間は管理会社が常駐しており、監視防犯カメラ27台で監視を行なう。施設内に自動火災報知設備(煙・熱探知機、火災受信機)を設置したほか、室内には任意設備として「霧筒」(水の約4倍の消火性能を持つ消火薬剤で初期消火を行なう設備)を設けた。


 1室当たり定員数は4〜10名、客室面積は46.44〜58.70平方メートル。ソファベッド・シアタールーム・二段ベッド付きタイプや、和モダン・インナーテラス付きのスイートなど全15タイプを用意。室内には、キッチン、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジなどの家電製品、鍋・フライパン・食器セットを完備している。宿泊料は、4万2,900〜8万8,000円(時期により変動)に別途1回分の清掃費が掛かる。


 開業は11日の予定、店舗1区画にしゃぶしゃぶ店の開店が決定している。開業後は、オープンスペース広場でのイベント開催などにより、宿泊客と周辺住民のコミュニティ形成にも取り組んでいく。











造作の二段ベッドと勾配天井が特徴の部屋。間接照明が柔らかく寝台回りを照らす




黒をアクセントに取り入れた「Black Room」。この部屋からは東京スカイツリーを間近に望むことができる


出典:最新不動産ニュースサイト R.E.port ©1997 株式会社不動産流通研究所

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