
三井不動産(株)および(株)三井住友銀行は3日、両者が推進する「博多新三井ビル建替計画」(福岡市博多区)で「博多コネクティッドボーナス」と「グリーンボーナス」を同時に取得したと発表した。
計画地は、JR線他「博多」駅に近接。敷地面積約1,960平方メートル。建物は鉄骨造一部鉄筋コンクリート造地上13階地下2階建て、延床面積約2万2,100平方メートル。竣工は2028年を予定。
「博多コネクティッドボーナス」は、つながり・広がりが生まれる広場の創出などにぎわいの拡大に寄与するビルへの建て替えを促進するためのインセンティブ制度。「グリーンボーナス」は、同市が進める「グリーンビル促進事業」のうち、都心中心部で緑化や環境に配慮したビル計画へのインセンティブ制度。両制度の同時認定を取得したのは、今回が初。
同事業では、「博多」駅に面するバルコニーに中高木植栽や下垂植物を取り入れるほか、低層部も豊富に緑化することで、外装を地上から緑が垂直に立ち上がるようなデザイン(ヴァーティカル・グリーン)を採用。2階レベルには周辺建物とつながる帯状の壁面緑化を施す。地下には「博多」駅直結の地下広場、1階にはイベント開催も可能な地上広場をそれぞれ整備。地上・地下広場をバリアフリーでつなぐエレベーターやエスカレーターを設置することで、来街者の利便性を向上させる。地下と地上をつなぐ大階段には豊富な緑やパブリックアートを配置し、ベンチも設ける。
また、各フロアの南東側には入居者専用バルコニー、屋上には入居者専用のルーフトップラウンジを備え、良質なオフィス空間の提供と環境配慮を両立した建物計画とした。