
三井不動産(株)は11日、八王子市および東京都立大学と、「南大沢駅前における公共空間の高質化に係る共同研究」に関する契約を締結したと発表した。
京王相模原線「南大沢」駅前を、駅と周辺施設を結ぶ通行空間から、滞在・交流・にぎわいが生むウォーカブル空間「みちひろば」へと転換し、エリア全体の魅力と価値を向上させることを目指して、公共空間の再整備に向けた検討を行なっていく。
同エリアは、商業施設、大学、公園、住宅地などが集積する多摩ニュータウン西部の主要な拠点である一方、駅前公共空間は整備後30年以上が経過し、再整備が求められてきた。八王子市は駅前歩行空間において、歩行者の通行空間を確保しながら、ベンチ、テーブル等を道路上に設置できる「ほこみち制度」の活用を検討している。また、三井不動産は商業施設「三井アウトレットパーク 多摩南大沢」の一部建替え・大規模リニューアルを計画中で、まちにさらなるにぎわいをもたらす施設を目指している。
今回の共同研究では、両者と、都市デザイン・まちづくり・観光の知見を持つ東京都立大学が連携し、駅前歩行空間一体の再整備に向け計画・設計や整備後の管理・活用方法を検討していく。
共同研究の期間は26年9月1日〜27年3月31日。公共空間のデザイン・設計条件の検討、利用者調査・データ分析を行なう。また、社会実験として、26年9月19日〜11月3日の期間、同駅前歩行空間において、歩行空間上のベンチ、テーブル、遊具等のストリートファニチャの設置や、周辺事業者と連携したマルシェ、ワークショップ等のイベントを実施。歩行者動線の安全性などを検証する。